2011 |
正宗寺の 墓にまうでて 色あせし 布団地も見つ 君生けるがに しょうじゅうじの はかにもうでて いろあせし ふとんじもみつ きみいけるがに
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2011 |
子規居士と 鳴雪翁の 居たまへる 伊予の御寺の 秋の夕暮 しきこじと めいせつおうの いたまえる いよのおてらの あきのゆうぐれ
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2003 |
朝寒や たのもとひゝく 内玄関 あささむや たのもとひびく うちげんかん
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
1998 |
秋晴れて 両国橋の 高さかな あきはれて りょうごくばしの たかさかな
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
1998 |
打ちはづす 球キャッチャーの 手に在りて ベースを人の 行きがてにする うちはずす たまきゃっちゃーの てにありて べーすをひとの ゆきがてにする
今やかの 三つのベースに 人満ちて そゞろに胸の 打ち騒ぐかな いまやかの みつのべーすに ひとみちて そぞろにむねの うちさわぐかな
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2003 |
停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。乗り込んで見るとマッチ箱の様な汽車だ。ごろごろと五分許り動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。
※小説『坊ちゃん』の一節
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2003 |
世にこびず 人におもねらず 我はわが 正しと思ふ 道を進まむ よにこびず ひとにおもねらず われはわが ただしとおもう みちをすすまん
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2003 |
松山にてホトトギス六百號記念会 極堂も席に在り 笹啼が 初音になりし 頃のこと まつやまにてほととぎすろっぴゃくごうきねんかい きょくどうもせきにあり ささなきが はつねになりし ころのこと
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2007 |
子規居士と 鳴雪翁の 居たまへる 伊予の御寺の 秋の夕暮 しきこじと めいせつおうの いたまえる いよのおてらの あきのゆうぐれ
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |
|
2003 |
名月や 寺の二階の 瓦頭口 めいげつや てらのにかいの かとうぐち
愛媛県松山市末広町16-3 正宗寺 子規堂 |